DISNEY'S DIXIE LANDINGS RESORT

その10 ディキシー・ランディング・リゾート

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ディキシー・ランディング・リゾートはポート・オーリンズ・リバー・サイドと名前が変わりました

このリゾートを選んだ理由はなるべく安く長く滞在したいそれだけでした
1泊の料金が85$という安さが魅力のリゾートでした
オールスターは自分たちが行った翌年がオープンなので
おそらくここのリゾートが当時最安値だったはずです
今のようにしっかりとしたカテゴリー分けも無かったですしね
グランドフロリディアンはその当時も別格の高級価格でした
マーケット・プレイスにはバスでだけでなくボートでも行けるという立地の良さ
毎日のようにボートで行き来してました
ボートでの移動はゆったりしていて優がな気分になれました
このボートはディキシー・ランディングを出発して
お隣のポート・オーリンズそしてサラトガ・スプリングスを経由して
マーケット・プレイスに行くというルートがデフォルトになっていて
リゾートから確実に乗っていけるという利点があり
実際に満員のためにポート・オーリンズの乗り場をスルーしたことが何回かありました

 a:フロントやレストランがあるメイン棟
 b:自分たちの泊まったAlligator Bayou17棟
 c:シャトルバス乗り場
 d:マーケットプレイスへ行くボート乗り場
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 赤点線は自分たちが使っていたルート
 今見返すと駐車場を突っ切るとバス乗り場が近いみたいな
 矢印が書いてあるけどぜんぜん気がつきませんでした
 でもこの点線のルートで歩いても苦になる距離ではありませんでした
 右下の数字はなんかの時間らしいが??なんだろう
自分たちの部屋はAlligator Bayou 17棟2階の1745号室でサブプールの近くでした

■部屋
室内はクイーンサイズのベッドが2台と洗面台が2台
小さなテーブルとイスが備えられていました
角部屋だったので窓が2カ所あって明るくて開放的でしたけど
ブラインドを開けていると通路を通る人に丸見えなので締めたままでしたね
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パークで1日中遊んで来て寝るだけなので十分すぎるくらいの部屋です
冷蔵庫の無いのが当時のデフォルトだったようで
リクエストすれば有料で持って来てくれるらしいのですが
なにせ英語力のないふたりなので頼めませんでしたし
冷蔵庫の英語が分からなかった
部屋の近くに無料でもらえる製氷器があったので
片方の洗面台に氷を詰め込んでそこで朝食用などに買ってきた
牛乳やサラダなどの食材を冷やしておきました
部屋はクーラーを24時間掛けっぱなしなので
朝まで溶けることなく冷蔵庫替わりに使えましたよ
今ではバリュークラスのホテルにも普通に
置いてあるみたいで大分変わりましたね
コーヒーメーカーも無かったです
金庫は気がつかなかったので無かったんじゃないかな
貴重品はスーツケースに入れて鍵をかけて置きました

滞在して2〜3日後に「(クーラー)掛けっぱなしだと寒いな」と思い
スイッチを切って出掛け帰って来たら部屋が暑くてたまらなかったです
それからは二度と止めることはありませんでした
シーリングファンも最弱で回しっぱなしでした
クーラーの温度表示は覚えてませんが数字ではなく
LOWとかHIGTHの英語表記で分かりにくかったです
製氷器が置いてある所にはジュースやスナック類(スニッカーズやプレッツェル)の
自動販売機が設置されていました
リゾート自体は緑に囲まれとっても静かで過ごしやすかったです
部屋は2階の南向きの角部屋でメインロビーから歩いて5分程度の所で
すぐ近所にはサブのプールもあり大変いいところでした
サブプールとはいえ昼間はちゃんと監視員がいて安全を見守っていました
このサブのプールでは子供達が夜遅くまで遊んでいました
コインランドリーも建物のすぐ隣にあり滞在中2回位利用しました

■周辺環境
マーケット・プレイス行きの船が多いときは15分間隔ぐらいで出ており
スピードはのんびりですがバスでの移動と違い雰囲気もありとても良かったです
滞在中マーケット・プレイスへの行き来はほとんどこの船を使っていました
バスはクーラーの効き過ぎで寒かったり座れなかったりですが
ボートは確実に座れますし水上移動なのでわりと涼しいです
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リゾートから一番遠いマジック・キングダムへもシャトルバスで20分くらい
エプコット・センターとMGMスタジオへは15分くらいです

自分達は利用しなかったのですがリゾート内には
自転車・釣り竿・カヌーなどのレンタルもあるようです
メインのプールは部屋の近くのサブ・プールとは違ったにぎわいがあり
プールバーもありました
ここにはジャグジーがあって
久しぶりに肩までお湯に浸かって疲れた身体を癒すことができました
部屋のお風呂は日本人には決して狭くはないのですが
たっぷりのお湯で肩まで浸かるには無理があります
外国人の方々と楽しく入りました

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自然がいっぱいのこのリゾートは朝散歩していると
野生のリスやウサギに会うことができます
自分たちは見ませんでしたが運がいいと野生のシカにも会えるそうです
巨大な松ぼっくり落ちていてアメリカは松ぼっくりも大きかったです

■フードコート他
フードコートは朝早くから夜遅くまで営業していて食事で困ったことはありませんでした
朝食も初めの頃はここで食べていましたが
なんせ量が多く朝食メニューは種類が無いので飽きてしまい
買ってきた物を部屋で食べることが多かったです

フードコートで朝食を食べている時見かけたんですが
小さな女の子(5〜6歳位)とお婆ちゃん?(ママではないはず)の二人連れが
フルサイズのピザ(日本で言うLLサイズ以上)を仲良く食べていました
あんなのたべきれるのかしらと思って時々ちらちら見ていたんですが
しっかりと完食!!
朝からあのサイズのピザを完食って・・・おそるべしアメリカ人
年寄り子供といっても侮れません
ランチやディナータイムはメニューは多かったです
嫁さんは少ない量のセットを頼んだら
「これはキッズプレートだよ」と言われてました
本当は大人は食べちゃダメみたいですが
日本人ということで許してもらえたみたいです
これも「どこが子供用なんだーーーー!!」と
突っ込みを入れたくなる量でした
レジの所で紙コップを買うとジュース類は飲み放題でした
飲み放題の期限がいつまでなのかはよく分からなかったです
飲み物は炭酸ジュース(甘い)から牛乳(普通のとローファット)
ホット系の飲み物もコーヒーからティーバックの紅茶まですべて飲み放題でした
でも牛乳飲んだ後のコップにジュースとか別のを入れて飲むには抵抗ありますよ
飲料用のコールドウォーターで濯いじゃってましたけどね
牛乳ですがチョコレートミルクというのがありました
売店でもパックで売っていたので日本のコーヒー牛乳みたいな感じですかね
このフードコートにはフルーツ・パン・プレッツェル・パックの牛乳など
お持ち帰り用の食品もいろいろあったので食事には困らなかったです
ほかにはバーとフルサービスのレストランもありましたが行きませんでした
今思えば行けば良かったかなとチョット後悔しています

ゲームセンターもボート乗り場の近くにありました1ゲーム25セントでした
日本ではもう見なくなったようなマシンが多かったです
ファミコンの移植版みたいなアケードマシンもありました
ドンキーコングのアメリカ版みたいのを延々とやっていたら
外国の子供達が集まって来てしまいました

ここでは日本人はほとんど見ませんでした
広いせいもありますが1回くらい見かけたような?

■旅行最大の危機
滞在1週間目
ようやくリゾートでの生活にも慣れてきた頃です
順調だったリゾートライフに大事件が…

以下時系列で
 1.パークから帰ってきて鍵を開け部屋に入ります
   そのときは自分が鍵を開けました
 2.使った鍵と荷物をテーブルの上にポイっと
 3.ちょっと休憩後フードコートへお茶しに行きます
 4.お金はポケットに入っているのでそのまま部屋を出ます
 5.バタンッとドアが閉まります
 6.フードコートでコーヒーを飲みます
 7.しばらく談笑して明日の朝の食材を買い込み
 8.部屋に戻ります
 9.嫁さんに「鍵は?」目を点にし「えっ?????」

ガーーーーーン
  ・
  ・
  ・
  ・
  ・

そうですいわゆるインロックです
2人とも鍵を持っていないことにやっと気が付きました

ヨメ  「どうすんの?」
ワタシ 「うーん、フロント行くしかないね」
ヨメ  「なんていうの?」
ワタシ 「ワカンナイ」
ヨメ  「・・・・・・」
Room Key

不安一杯でフロントに行きました
やっぱり満面の笑みのお兄さんが対応してくれます
とりあえず日本語と英語で
「RRRRRRoom key in Roomド・ド・ド・ドシタライイノデスカ???」
スタッフのお兄さんの頭に?がはっきり見えます
このリゾートには日本語対応のスタッフは居ませんし電話による通訳サービスもありませんでした
何度か日本語英語でルームキーを部屋にと言うと
百戦錬磨のホテルマンは状況を理解してくれたようです
「なにか証明になるような物は?」みたいなことを言ってます
「エ〜〜〜ット!!??証明になるもの〜?」
いったん部屋に帰り荷物を全部部屋に置き
コーヒーを飲みに出ただけの
2人はクレジットカードもな〜んにも持っていません!
幸いなことにパークのパスポートが自分のポケットに入っていました
このパスポートには何らかのの情報がキット入っているはずです
それをおそるおそる渡すとキャストさんがそれを見回して一言
「Check out?」と聞いてきます
「へ?????」
「ノーノーチェックアウトアトワンウイークイマ〜ス」日本語英語が伝わったのか
キャストさんはコンピューターをカチャチャたたいています
「I understood」と一言
どうやら最初にチケットを出してくれたキャストさんが
一週間分のパスポートしか出さなかったようです
おそらく2週間もこのホテルに滞在する日本人はいなかったんでしょうね
不安げな二人に「Without worrying」と言ってくれて
残りの日数分のパスポートを発行して
パスポート
ルームキーも再発行してくれました
初めての海外旅行でのぼせ上がっていたとはいえ
最初に貰った時にしっかり確認しなければダメですね

部屋に帰りながら話したのですが
ルームキーインロック事件を起こさなかったら
翌日何も知らずにパークへ行き期限切れで入れなかったなんて…
もっとパニックになっている所でした
考えただけども恐ろしい
まさに『災い転じて福となす』です
めでたしめでたし

ange


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